2007/12/02

修養会アンケートの報告

2007年度の東京中会青年部修養会において参加者のみなさまにお願いしたアンケートの結果です。簡単に(といっても長いですが)ご紹介いたします。今後、私たちの信仰の学びをどのように継続していけばよいのか、考える際の足がかりにしていただければ幸いです。(凡例:◆回答例、⇒一言コメント)

Q1.主題について
(1)今回の主題は『ハイデルベルク教理問答』を学ぶことでしたが、いかがでしたか。
◆なかなか「学ぼう」と考えても最後までたどりつくことのなかったハイデルベルクだったので、とても貴重な学びの場となりました。
◆教理に立ち帰って学ぶことができ、よかったです。各教会でもこの学びができればと思います。
◆信仰の全体像、骨格を知ることが出来、有意義でした。
◆前回は信仰生活の指針の面、今回はその内容について学ぶことができた。いいつながり方だと思う。

⇒2日間という限られた時間の中では、詳細なことまで踏込んで学ぶことはできませんでしたが、それでも教理問答の全体像をつかむことができ、今後の信仰生活にとってとてもいい刺激になりました。感謝です。前回の主題(「現代・生きる・キリスト者」)からの連続性についても好印象をもっていただけたようです。

(2)講演はいかがでしたか。
◆1部~3部まで、自分の信仰生活について考えさせられることを指摘していただきました。先生のおっしゃる通り、この学びをスタートとし、これからも学び続けたいです。
◆コリント1・13章の「愛」の話や、洗礼についての話は、驚きもあり、興味深く聞きました。
◆丁寧に心をこめて語って下さり、ありがとうございました。最後にⅠコリント13を示され、みことばに向き合うことが一番大切なことだと、あたらめて思いました。

⇒池永先生は膨大な範囲を、ポイントごとに解説してくださいました。それぞれの参加者が何らかの課題を示されたようです。池永先生、どうもありがとうございました。

(3)音読や発題などの新しい試みはいかがでしたか。
◆音読することによって、問答を大変深く味わうことができたと思います。発題によって学びにふくらみができて良かったのではないでしょうか。
◆音読、発題は、参加者が受け身でなく、積極的に修養会に参加し、応答するという意味で、良かったと思います。
◆通読するということは、なかなかできないので、通して読めたことはよかった。これから一つ一つ聖書にてらしていきたい。ふだんあまり接することのできない方の話をきけて良かった。

⇒129問すべてを全員で音読するという大胆な提案でしたが、好感をもって取り組んでくださり、成し遂げることができました。ありあがとうございました。3人の参加者からの発題も、急なお願いだったにも関わらず、じっくりと準備していただき感謝です。同じ目線で語られた発題は、聞く者にとっては学んだことの整理に、そして、分団での議論の活性化など、多くの効果があったように思います。今後の修養会でも、参加者の「参加」の機会に配慮し、充実させていきたいと願います。
※発題の内容は、今後このブログに掲載していきたいと思います。ご期待ください。

(4)来年の修養会で学んでみたいことは何ですか。
◆ハイデルベルク教理問答の一部をとりあげてじっくり学びたい。
◆ウエストミンスター教理問答についてもやってみたい。
◆他に、信仰について、愛について、讃美について、など。

⇒私たちには学ぶべきことが多くあるようですし、それに「飢え」ている人も多くいるようです。今後も継続して学びの機会を設けていけたらと思いますが、今回の学びの続きを来年の修養会までのお楽しみ…にしておくのはどうでしょうか。すぐにできる学びは熱の冷めないうちに!です。近隣の青年で集って、など、工夫してコンスタントに学びを継続していきたいものです。
※讃美について学びたい、という方への参考に、先日アジア・カルヴァン学会で発表のあったジュネーブ詩編歌についての解説を、後ほど掲載いたします。どうぞご活用ください。

Q2.分団について
◆23日は同世代の素ぼくな意見交換ができてよかったです。24日は聖書と共にハイデルベルグを読むという初めての経験ができました。
◆年齢別は、話しが通じやすく、はじめてでも方向をたしかめられた。ランダムの分団は、ちょっと緊張があり、新鮮でもあった。受洗される方、求道の方とさまざまではあるが、何を求めるかと問われた。
◆両日共参加しましたが、どちらもお互いの意見を交わしあい今後の話しにまで発展することができ、良い交わりができました。

⇒初日の分団は年齢別に、2日目の分団はランダムでグループ分けをしました。どちらも時間が十分に設けられていたので、議論も十分に進めることができたようです。同年代で分ける分団は昨年から始めた試みで、概ね好評のようですが、中には、教師や神学生がいてぐいぐい引っぱっていってくれるようなスタイルの方が学べることが多くてよい。という方もいらっしゃいます。まだまだいろんな工夫をしてみる余地があるようです。

Q3.その他・全体について
◆準備された修養会で、二日間守りのうちにあることを感謝します。子供がいることはうれしく、託児をして下さった方に感謝します。
◆昨年に続き保育があり、学ぶことに集中できてとてもうれしく思いました。教会紹介でベビーラッシュという話もいくつか出ていたので、来年以降も保育を設けていただいて、広めて子育て中の多くの方々が参加できるといいです。

⇒昨年から浦和教会の婦人会の方が託児を引き受けて下さっています。感謝です。試験的に実施しておりましたが、利用された方からもそうでない方からも、このような反応があり、あらためて必要性を認識させられました。修養会が「子育て中のパパ・ママの交流」の機会としての役割も果たせますように、参加者への呼びかけと、この制度の充実とを、これからも引き続き検討していけたらと思います。

以上です。他にもこんなこと思ったよ!という方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントをお寄せください。(↓下の「コメント」から、どなたでも書き込むことができます。)

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